どうも、わくわく(@wakuwaku_saaan)です。
先日数年ぶりの海外旅行でヨーロッパに行ってきました。
その際、モバイルWi-Fiを契約するかどうか問題が勃発。
・私:ahamo回線
・旦那さん:UQモバイル回線
“ahamoなら追加料金なしで海外利用ができる”と聞いていたので、私のahamo回線が使えなかった時の保険でポケットWi-Fiを契約し、基本ahamoを利用するという形で過ごしてみました。
結果、ahamoの回線が入らなくて困るという場面は一度もなくて、しかも保険で契約したポケットWi-Fiの電波が通じないことが結構多くて…
じゃあ、ahamoで良くない?(笑)
結論、一般的に日本人が海外旅行で行きそうな場所に行く場合、データ使用料が多い人や滞在日数が半月以上になる人以外はahamo契約にして、ポケットWiFiは契約しないで良いと思いました。
私も次海外に行く時はポケットWi-Fiはもう契約しないと思います。
この記事では海外渡航における、ahamo契約のメリット・デメリットを記載しています。
\追加料金・追加契約不要!ahamoの国際ローミングが便利/
海外でデータ通信を行う方法
海外でデータ通信を使う方法は主に4通りあります。
②海外利用可能なポケットWi-Fiをレンタルする
③現地のプリペイドSIMを購入する
④現地のフリーWi-Fiを利用する
※海外ローミングと国際ローミングは同義です
海外ローミングを利用する
そもそも海外ローミングとは、契約しているキャリア(docomoやauなどの携帯電話会社)の電波の届かない場所で現地の携帯電話会社の電波を利用できる仕組みのこと。
各キャリアによって、プランや手順が異なるため事前に調べておく必要があります。
よく知らないで利用してしまうと高額請求になったり、そもそも事前に申請や契約が必要なのを知らなかった場合使いたい場面で使えなかったりというトラブルが発生する可能性は否定できません。
ただ、今回紹介するahamoであれば追加料金なし、申請や追加で契約をする必要もないのでとてもおすすめなんですよね。
海外利用可能なポケットWi-Fiをレンタルする
海外へ行く際にポケットWi-Fiをレンタルするというのは、一番一般的に浸透している方法でしょう。
契約中の回線が海外ローミングに非対応な場合や高くつく場合、スマホだけでなくPCやタブレットなどでもデータ通信したい場合などにおすすめな方法です。
ただ、別途契約が必要なので手間が増えること、ポケットWi-Fi自体を持ち歩かなければならないため荷物が増え、都度充電が必要になることはデメリットと感じる方も多いかもしれませんね。
また今回実際に持ち歩いてみた結果としては、意外と通信が入らないことも多く、正直頼りにならない場面もありました。
現地のプリペイドSIMを購入する
現地でプリペイドSIMを購入して差し替えるだけでいいので、荷物も増えませんし楽ですよね。
私はahamo、旦那さんはUQモバイルということで、旦那さんの方はSIMカードを差し替えようかな?と思ったのですが、元のSIMカードを無くしたら…と思うと怖かったんです。
荷物の紛失など、海外では不足の自体が起こる可能性があるわけで、中途半端にSIMカードを無くすリスクを背負うくらいならと、保険に入った上でポケットWi-Fiをレンタルしました。
フリーWi-Fiを利用する
フリーWi-Fiは無料で利用できる方法ですが、使える場所が決まっているため、移動中など自由にデータ通信を行うことが出来ません。
そのため正直、あまり効果的な手段とは言えないですね。
ahamoを契約して海外旅行に行くメリット
追加料金なしで海外ローミング使用可能
通常、海外ローミングは契約中のプランとは別に通信量がカウントされ、通信量に応じた費用がかかってしまうんですね。(従量制課金)
帰国したら請求額が高すぎてびっくり…という話を聞いたことがあるかもしれませんが、これが原因です。
一方ahamoで海外ローミングする場合は、契約プランのデータ容量内(20GB)でカウントしていきます。
そして、20GBに達してしまったとしても速度制限がかかるだけ。逆にいうと、20GB以上は使えません。
つまり、知らない間に高額の通信料金が発生するということがないんです。
ahamoの契約プランはシンプルで、現在2種類しかありません。
1つは20GBのプラン、もう1つはベースの20GBのプランに80GBをプラスしたahamo大盛り。
どちらのプランで契約していたとしても、海外ローミングで使えるのは20GBのみ。超えた場合は速度制限がかかります。
手続き不要
先述した通りahamoの場合、海外ローミングするために申請や手続きをする必要はありません。
スマホの設定画面で海外データ通信をオンにするだけなので、飛行機の機内モードをオン、オフにするくらいの作業量。とても簡単です。
iPhoneの場合
「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「データローミング」と進んでいき、オン(グリーン色)にすればOKです。
Androidの場合
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「データローミング」と進んでいき、オンにすればOKです。
ポケットWi-Fiを契約する手間が省ける、荷物が減る
海外ローミングは、その機能をスマホ上でオンにするだけ。
ポケットWi-Fiを契約する手間もないですし、ポケットWi-Fi分の荷物も減るので身軽になります。
月々の携帯料金が安くなる可能性あり
これに関しては棚ぼた的な要素になりますが、ahamoはdocomoの格安キャリアにあたるので、格安キャリアを経験していない人はahamoに切り替えることで月々の携帯料金が安くなる可能性が高いです。
また、現在すでに格安キャリアを利用している人でも、20GBも使えて基本料金2980円/月なので、現在お使いのキャリアのプランよりahamoの方が安い!!となる可能性があります。
固定費削減といった海外ローミング以外のメリットも大きいため、海外旅行・渡航をきっかけに切り替えてみるのも良いでしょう。
ahamoを契約して海外旅行に行くデメリット
ここからは、逆にahamoを契約して海外に行くデメリットを挙げています。
(※一般的に該当する人が多そうな順番にしています)
データ通信量が20GBを超えると速度制限がかかる
先述した通り、海外ローミングできるのは20GBまでという制限があり、もし使い切ってしまった場合は通信速度制限がかかります。
日本国内であれば制限後の速度は最大1Mbpsですが海外では128kbpsで、かなり遅くなります。
具体的には、メッセージのやり取りすらかなり遅い状態になるので、利用は現実的ではないでしょう。
ギガを増やせばいいんじゃない?
と思うかもしれません。
国内であればギガ数を増やすことが可能ですが、残念ながら海外ローミングの場合はギガ数を増やすことはできません。
15日以上連続で使用できない
連続利用できるのは15日間までとなっており、15日間経過後の日本時間0時以降は、通信速度が128kbに制限されます。
こちらも先程同様容量を増やすことはできないため、日本に帰国するまで通信制限された状態になります。
そのため中長期間の留学や出張などで渡航する場合には、ahamoの海外ローミングは不向きと言えます。
海外での電話とSMSの利用額が5万円を超えると、海外データ通信が使えなくなる
ahamoは海外データローミングは無料で行えますが、電話やSMSを利用すると料金が発生します。
そして、その料金が5万円を超えると、その月の月末まで海外データ通信が利用できません。
この場合も同様に、データ容量を追加で購入したとしても制限は解除されないので注意してください。
ドコモよりは海外利用地域が狭くなる
ahamoを利用できる国は、docomoが提供しているWORLD WINGと全く同じではありません。
200以上の国々をカバーしているWORLD WINGと比べると、82の国・地域で利用できるahamoは少ないですね。
ただ、日本人が旅行する場所のほとんどの国・エリアをahamoはカバーしているため基本的に困ることはないと思います。(実際、ガイドブックが展開されている国はほとんど対象。)
念の為、ahamoの海外ローミング対象となっている地域を確認しておきましょう。
ahamoの海外データ通信が利用できる地域
現在ahamoは、海外82の国・地域でデータ通信を利用することができ、日本人の渡航先の約95%のエリアをカバーしています。
アメリカ(本土)/アラスカ/カナダ/グアム/サイパン/ハワイ
アジア
インド/インドネシア/カンボジア/シンガポール/タイ/フィリピン/ブルネイ/ベトナム/マカオ/マレーシア/ミャンマー/ラオス/韓国/香港/台湾/中国/バングラデシュ
オセアニア
オーストラリア/ニュージーランド/フィジー/ナウル
ヨーロッパ
アイルランド/アゾレス諸島/アンドラ/イギリス/イタリア/エストニア/オーストリア/オランダ/カナリア諸島/キプロス/ギリシャ/クロアチア/サンマリノ/スイス/スウェーデン/スペイン/スペイン領北アフリカ/スロバキア/チェコ/デンマーク/ドイツ/トルコ/ノルウェー/バチカン/ハンガリー/フィンランド/フランス/ブルガリア/ベルギー/ポーランド/ポルトガル/マディラ諸島/モナコ/ラトビア/リトアニア/リヒテンシュタイン/ルーマニア/ルクセンブルク/ロシア
中南米
米領バージン諸島/プエルトリコ/ブラジル/ペルー/メキシコ/チリ/エクアドル
中東
カタール/オマーン/イスラエル/ヨルダン/サウジアラビア
アフリカ
エジプト/モロッコ/南アフリカ/レソト
おそらく、みなさんが行こうとしている国は含まれているのではないでしょうか。
レアな地域に行く方だと対象外な場合もあるかもしれませんが、基本的に困る人は少ないと思います。
実際、ヨーロッパでの使用感
実際ポケットWi-Fiを保健的な意味合いで持ち歩いていましたが、使う場面はほぼありませんでした。
8月上旬に渡航したため、移動時間が長かったモンサンミッシェルの道中で動画を見てしまうと帰国後制限がかかりそう…(か、追加料金が発生しそう…)と思って、移動時間が極端に長い時だけ利用していたくらい。
むしろ、旦那さんはUQモバイルだったので24時間プランを都度購入するか、ポケットWi-Fiを利用するかという状態だったんですが、ポケットWi-Fiがいまいち入らず、私のスマホをテザリングして過ごすこともあったので、正直ahamoだけでも良いかなと思いますね。
ポケットWi-Fiを6泊8日分レンタルして2万円ちょっと、先程の私の例で考えても帰国後20GBを超えて追加料金を払っても大盛りプランは1980円ですし、1GBずつプラスしても500円。
ということで、ahamoの方が安い。
まとめ
海外渡航に際して、ahamoの契約がおすすめな人と不向きな人の特徴をまとめました。
・短期的に海外渡航を予定している
・海外で行動する際、手荷物は少ない方が良い
・手続きや手間などは簡単、楽な方が良い
・固定費のコストカットをしたい
ahamo契約が不向きな人
・中長期的な海外渡航を予定している
・データ通信量が20GBでは不安、足りない
・通話代、SMSの使用頻度がかなり高い
・渡航先がahamoの対象外エリア
ローミング機能をオンにするだけで、日本にいるときと遜色なくスマホを使えるという便利さ。
それで実際回線が不安定だと使い勝手が悪いわけですが、全然そんなことなくて。
現地の人が現地で使っている回線ですから、まぁそりゃそうでしょと言われればそうなんですが。(笑)
ポケットWi-Fiを契約する手間もなく、荷物が増えることもないんです。便利便利。
海外渡航を控えている方、ぜひ活用してみてください^^
\追加料金・追加契約不要!ahamoの国際ローミングが便利/
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
あなたの旅に、最高のわくわくを。