どうも、わくわく(@wakuwaku_saaan)です。
『熱川プリンスホテル』に宿泊したのは、区の保養施設でたまたま当選したのがきっかけ。
ヨーロッパ旅行は楽しみすぎましたが、それと同時に体力おばけの私達からしても過酷な旅となったので、この疲れを癒すべく荷物は最小限、下調べもほぼしないというあまり私達らしくない旅程で向かいました。
『熱川プリンスホテル』は、熱海と下田の間に位置する温泉地、伊豆熱川にあります。
客室は全室オーシャンビュー。
空も海もいつでも眺めることができ、日々の疲れを癒やしてくれること間違いないでしょう。
そして何より、料理が圧倒的に美味しい。
もうね、料理のために泊まる価値があるレベルですよ。
古き良きな旅館ですが、あたたかいおもてなしでかといって敷居も高くなく、アットホームな感じでとても良かったです。
町のノスタルジックな雰囲気も好きでした。
どこで予約するのがお得?
結論としては、クーポンやお買い物マラソン、お持ちのポイントでどのサイトがお得かは変わってくるのですべてのサイトをチェックした上での予約がおすすめです。
お部屋のランクは、客室最上階にあるプレミアムエリアQoomoとそれ以外に分かれています。
Qoomoには「デイベッド・キャビン」が置かれており、高台から空と海を眺めながらのんびり過ごすことができます。
また、Qoomoでもそれ以外の客室でも露天風呂付きの客室もあるため、お篭りで日頃の疲れを癒すことも可能です。
今回は区の保養施設としての利用だったので、日にちしか自分たちで選ぶことはできず、朝夕食付きの和室での宿泊となりました。
伊豆熱川駅〜ホテルの無料送迎バスあり
踊り子特急で伊豆熱川駅にたどり着きました。
出口は一つしかないので迷うことはないでしょう。
出口を出て、階段を降りるとこのような旗が置かれています。
もしバスが駅にいる場合は運転手さんがこの旗を持ってこちらで待っています。
階段の下にはベンチが用意されているので、座って待っていてもOK。
すぐ近くに足湯ができる場所があるので、足湯をしながらぼーっと過ごすのもあり。たまごを購入して温泉卵も作れるみたいです。(15〜20分くらいでできあがるそう。)
そうこうしている間に「熱川プリンスホテル」と書かれたバスが駅前に到着したので、名前を伝えて乗車しました。
和室の雰囲気・アメニティ
スタッフの方に案内してもらって入室。今回は4階のお部屋でした。
建物内が微妙に複雑で、「こちらのエレベーターから行くと大浴場が近いですよ」など説明してくれるのでありがたいです。
玄関で履物を脱ぐと、左手には洗面所、お手洗い、お風呂が。
正面に進んで行くと、目の前には12畳の広々とした和室が広がっていました。
遠くに海が見える席があり、ここでのんびりとくつろぐことができます。
バルコニーからは海が見えます。訪問日の天気が曇りだったので微妙な感じですが、これ晴れていたらより絶景だろうなぁ。
押し入れにはバスタオル、タオル、歯ブラシセット、浴衣が用意されています。
お宿の方が客室内の説明をしてくださるので、このタイミングで浴衣のサイズ感が合わない場合は変更してくれますよ^^
冷蔵庫にはジュースやビールなどが入っていますが、全て有料。
冷蔵庫の上にあるボトルには水が入れてあり、最近だとペットボトルの水が置かれていることが多いので逆に新鮮でしたね。
お茶とお茶菓子は無料で楽しむことができます^^
洗面所はとてもシンプルな感じ。
客室だけでなく大浴場でも、シャンプー類や基礎化粧品はほとんどPOLAのもので統一されていました。(大浴場では一部、SARAYAのシャンプー類も置かれていました)
トイレ、浴室は全体的に古さは否めませんし、浴槽のとれなかったのであろう黄ばみも気にはなりますが、大浴場に行くため利用しないので個人的には問題なし。
館内設備
天空の露天風呂
屋上にある天空の露天風呂からは伊豆諸島を臨むことができます。
ノスタルジックな眺めが堪りません♡
ライトアップされた夜も素敵。
時間帯によってテイストが異なるので、何度も来たくなってしまいますね。
天気が今ひとつだったのもあるのかもしれませんが、意外と人とタイミングが一度も被らず貸し切りで楽しむことができました。
また屋上ではほかにも足湯や、満月をはさんだ3夜と、新月をはさんだ3夜、そして夏の夜にだけオープンする『海と星空のBAR』が行われるなどで賑わっています。
12種類の温泉
大浴場は海色と空色の2種類があり、午後と翌朝の男女入れ替え制で両方を楽しむことができます。
温泉を堪能した後は、お休み処でご当地牛乳を楽しむのも良いですよ^^
夏季限定のプール
夏季限定のプールは、いわゆる市民プールみたいなものでこれといった遊具があるわけではないですが、お子さん連れにはぴったりでしょう。
また、私たちも踊り子特急の移動中に昼食を食べて特に活動をしていないのでお腹もあまり空いておらず…
お腹を空かせるためにもちょうど良かったです。
ちゃんと泳ぎたい人はゴーグル持参がおすすめ。(ホテル向かいのファミマでも売っていました。)
うきわは300円でレンタルすることもできるようです。
貴重品などは手元に置いておいたほうが良いと思いますが、プールに向かうまでの間も荷物を置けるようになっていたので、バスタオルや羽織くらいであれば置いても良いかと。
売店
館内には売店があり、お土産の買い忘れの心配もありませんね。
お部屋で食べたり飲んだりしても良さそう。
【有料】ビリヤード・卓球・カラオケもあり
有料になるのであまり利用する人は多くなさそうですが、ビリヤードや卓球、カラオケなども館内で楽しむことが可能です。
食事は個室料亭「花筏」で
夕食も朝食も個室料亭「花筏」の同じお部屋でいただきました。
夕・朝ともに担当の方が一人ついてくださいます。
単に仕切りで区切られているだけではなく、完全にお部屋として区切られているのでプライベート空間でのんびりすることができたのがとても良かったです。
ドリンクの注文などは各お部屋に置かれている電話で行うことができますよ。
夕食
伊勢海老、鮑、和牛料理がついた「黄金〜KOGANE〜」コースと、季節の恵みと伊豆の幸がつまった「白銀〜SHIROGANE〜」コースの2つのコースがあり、今回は後者をいただきました。
熱川プリンスホテルの料理コンセプトは「魅+(みたす)」ということで、身も心も思い出もすべてが満たされる時間であるようにという願いをこめて料理されているそう。
裏面にはメニューと説明文が記載されていました。
食前のところポンチをの下には前菜が用意されていました。
伊豆のご当地スイーツ、ところポンチはカラフルでかわいい♡
上京してからというもの静岡に旅行に行くことが多く、すっかりはまってしまった静岡麦酒とともに食事を進めていきます。
金目鯛、甘鯛ともう1種のお魚のお刺身。
臭みは一切なく、どれもねっとりとしていて美味しい。盛り付けも美しくて◎
続いて、ごはんとごはんのお供が運ばれてきました。
ごはんはおかわり自由なので、ボリュームが足りない!という人も安心してください。(おひつで持ってきてくれました。)
今月のごはんのお供が美味しすぎました。
カリカリのちりめんじゃことごま油が効いた小松菜がごはん欲をマシマシにしてくれます。これ本当においしい。
お酒の種類も比較的豊富で、このような(↑)飲み比べセットも用意されているのが良かったです。
低温調理された熱川ポークはとろとろでうんま〜〜〜!
そのままでも美味しいのですが、枝豆のソースが下に用意されていて、「枝豆のソースか~、あんまり豆感強いと嫌だな~」と思っていたら、むしろ豆感はほとんどなくて、旨味とクリーミーさが際立っていてめちゃうま。
お野菜の甘みも良いですね。
メインの金目鯛の漁師煮。
2人でシェアするとはいえ、こんな立派なものが届くとは思っておらずびっくり。30cmくらいあった気がします。
肉厚で脂ののった金目鯛、甘めの味付けが美味しい。
過去一の煮付けかも。
いやぁ、美味しいわぁ。ネギと生姜をたっぷりのせて食べても◎
最後にデザートをいただいて終了です。
温泉街ですし、ホテルの雰囲気的に和に寄せた感じの料理が多いのかな?と思っていたのですが、和風なものだけでなく洋風の味わいのお料理もあり、どれも絶品で感動しました。
私達が夕食を食べている間にお布団を敷いておいてくださいました。ありがたや…
朝食
夕食後に花火を観て、ホテル向かいのファミマでお菓子を買い込んで2人で2次会をしていたので、勝手に夜更かし気味。(笑)
起きてすぐ朝食会場に向かいました。
寝起きでこの絵に描いたような美しい朝食!
いやぁ高まりますな~~
朝食のテーマは、”まごわやさしい”。
身体に優しい、お野菜中心のメニューが並びます。
羽窯で炊かれたごはんはつやっつやで美味しかったです。夕食時に引き続き、おかわり自由とのこと。
ごはんのお供、特に昆布が美味しくてごはんが進む進む。
蒸し野菜はバーニャカウダソースをつけていただくのですが、これも美味。
和食が美味しいのは想像できますが、洋風のものも本当に美味しくて、夕食に続いて感動していました。
ちなみに、このベーコンも美味しかったです。
あとがき
訪問した日はたまたま地元のお祭りの開催日。
夕食までの間は町をふらふらと歩き、海辺やお祭りを楽しみました。
なんとなくえも。
夕食を食べてからはお部屋でぼーっとしていたのですが、客室の電話が鳴り「?」と思っていると、「花火がお部屋から見えますよ~!もしよかったら見て下さい^^」と。
え?優しすぎません???
そして、夏はもうヨーロッパ旅行に捧げていたので、今年初の花火だ!?とここで気づく。(笑)
毎年カメラを背負って花火を追いかけていたのになぁなんて思いつつ、今年も一緒に花火を見ることができてよかったなぁとしみじみ。
帰りの駅までの送迎バスも本当は15分毎だったみたいですが、乗る予定にしていた電車の時間を伝えると、「あ、じゃあ今から行きましょ!!」と送ってくださいました。優しい。
料理に感動、おもてなしに感動。
思い出に残る、素敵なお宿でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
あなたの旅に、最高のわくわくを。