どうも、わくわく(@wakuwaku_saaan)です。
東京Xや琉香豚など全国には多くのブランド豚があり、そのブランド豚を使ったとんかつ屋さんも数多くあります。
今回訪問した『生産者組合 とんかつ 幻水豚 (げんすいとん)』では、そのような銘柄豚ではなく、幻水豚という木の実や土に含まれるミネラルの恵みをたくさん受け、広々とした土地でたくさん遊んで育った豚肉を使用し、究極の普通にこだわっているそう。
そして、店名に”生産者組合”とあるように”安全、健全な食生活を提供したいという”生産者の思いから出来上がったのが、こちらのお店とのこと。
イチボやシャトーブリアンなどの希少部位を含むコースが比較的リーズナブルに楽しめるので、とんかつ屋さん巡りの扉を開く1ステップにも良いでしょう。
SNSで同店を知ってから、ずっと行きたいなぁと思っていたのですが、JR利用者からするとなかなか行きづらい三軒茶屋。
私も旦那さんもモヘアニットカーディガンを探し歩いていて、三茶の古着屋さんやセレクトショップならあるかなぁと行くことにしたので、この機会にぜひ♡と便乗して行ってきました。
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混雑状況・並び方
食券を購入してからお店の前に並びます。
私もそうですが、表記も明記もないのでリピーターさん以外は大混乱していました。
お店の人に聞けば良くない?と思うかもしれませんが、基本的にオペレーションで対応してくれる方は1人のみなので、商品提供・説明に追われていてとても話しかけられる感じはなく…
お店の前に看板を出していらっしゃるので、そこに明記してくれたらいいのになぁなんて思いつつ。
食券を渡し、メニューの内容を確認したら紙コップに入れたお茶をもらえるので、紙コップがなんとなく食券を預けたサインみたいな状態になっていました。
休日の13時頃の訪問で待ちは6名ほど。店内はコの字型のカウンター席のみで、約11席。
その後8人くらい一気に後ろにお客さんが増えたので、30分くらいの待ち時間で入店できたのは比較的ラッキーだったようです。
メニュー
今回ネガティブ発言が多くて申し訳ない限りなのですが、お店の前にある看板には「上とんかつ定食」、券売機には「とんかつ定食」、券売機横の貼り紙には「ふつうのとんかつ定食」とあり、値段的にどれも同じものを指しているのはわかりますが、ちょっと不親切というかわかりづらい。
そんな定食は一種類・二種類・三種類の三段階があり、上ロース、特バラ、上赤身肉から選ぶことができます。
この日の希少部位はリブロース、シャトーブリアン、シンシン、ジャンボ、イチボ、ランプ、トモサンカクとありました。
そしてこの日は二種類・三種類の定食を注文している人に限り、+500円で店内の黒板に記されている希少部位を選ぶことができるとのこと。(普段は一種でも希少部位を選べるよう。)
特選赤身定食の場合はご飯とキャベツのおかわりが1回まで無料でできると記載がありましたが、それ以外の定食ではご飯のおかわりは1杯50円とのこと。(なんで赤身の定食だけ無料なんだろう?わかりづらい…)
おかわりする場合は、卓上で50円を用意し渡してからお椀を渡す形となります。
いつも旦那さんとシェアするので、1つは三種(特バラ、上赤身、+500円でシャトーブリアン)、もう1つは一種(上ロース)をオーダーしました。
実食レポ
席に通された後は説明文を渡されるので、興味のある方は読みながら待ちましょう。
ただこの説明文、誤字というか誤文?があって、大事というか、推したいところだと思うので、ちゃんと確認した方が良いのでは?とこれまたちょっと不信感。(私も記事内に誤字脱字あるので、あまり言えませんが)
卓上には塩、辛子、醤油、一味、ソース、ドレッシングが置かれていて、部位ごとにお勧めの食べ方が記載されたボードも各座席にあるので、そちらを参考にしつついただけばOK。(お店の方からも説明があります)
はじめにキャベツの千切りと、白麹で漬けた白菜の漬け物が届きます。
醤油ベースのドレッシングがとても美味しくて、キャベツをあっという間に完食。
白菜の漬け物はご飯のお供にも良いと思いますが、お口直しにも適しているようないい塩梅の塩気でこれまた美味。
まずは三種の定食から。
低温調理された上で揚げているんだろうなというのはわかりますし、お肉自体も多分美味しい。
ただね、衣がべちょっとしているんですよ。(特に下の方)
時間が経って…というのであれば納得なのですが、初手でそうなっちゃうのはちょっと残念。
特バラが一番脂がこってりしているという説明でしたが、個人的には上ロースの方がジューシーさを感じました。
上赤身は極めた普通というよりは、単に普通に美味しいな〜くらい。
後述する特ロースを含めて4種類の中で一番美味しかったのはシャトーブリアン。ほんのりピンク色が綺麗ですね。
こんなに分厚いのに、一噛みで解ける柔らかさ。噛んでみると旨味が広がります。うん、これは美味しい。惜しいのは衣。
続いては特ロース。
美味しいんですが、これも火入れがこれが最善かといわれるとちょっと疑問。
脂じゅわぁが苦手な人はこれを赤身に変えた方がいいかも。脂大好きマンの私でも後半はちょっときつかったです。
土鍋で炊いたご飯はとても美味しくて、ご飯好きの旦那さんは大興奮していました。
店舗情報・アクセス
東京都世田谷区三軒茶屋1-40-14 太子堂ハイム 102 →【地図】
駐車場
無
営業時間
【月〜金曜日】7:30~15:00/17:00~21:30
【土日祝】7:30~21:30
※いずれも7:30~11:00は朝限定 豚汁朝食のみの提供
定休日
年末年始
支払い方法
現金のみ
https://www.instagram.com/gensuiton/
あとがき
結論としては、この価格帯ならまぁギリOK…かな?という感想。
正直SNSでかなり評判が良かったので期待しすぎだったのかもしれませんが、オペレーション、とんかつのクオリティが全体的に惜しい感じ。衣と火入れの加減がね、惜しい。
白いとんかつはやっぱり『とんかつ成蔵』に限るのかもしれない。
同タイミングくらいで食べていた方と若干トラブル?があったみたいで、こちらのとんかつが提供されてから「説明するのでお待ちください」と言われ、結構待ったのもちょっと残念。注意書きや食べ方は正直店内外至る所に書いてありますし、一箇所つまずくとあらゆるところが遅れるのであれば書いておけば解決しそうなのになぁと。直接口頭で伝えたいのであれば、カウンター席をワンオペで回すのは厳しいかな。(結局そのトラブルが起きた方をスタッフさんが追いかけることになり、吊るしていたかばんを吹き飛ばされたのも悲しかったポイント)
ただ、とんかつに3000円以上払うなんて高すぎるよ!という人もいると思いますし、希少部位を含むとんかつ定食がこの値段で楽しめるのは、コスパとしてはいいのかも。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
あなたの旅に、最高のわくわくを。