どうも、わくわく(@wakuwaku_saaan)です。
那須自体がもともとリゾート地として有名な観光・レジャースポットですが、近年ランピング施設が最近増えています。
今回宿泊した『那須ハミルの森』は、2021年2月18日にオープンしたグランピングリゾート。
『ハミルの森』では、クリアドームテント、ドームテント、ペット同伴タイプのテントと3種類のテントがあります。
私はキャンプをしたことがなくて、BBQも1〜2回ほどしかしたことのない超初心者。
一度くらいそういうアクティビティというんですかね、体験をしてみたいと思っていたのと、ドームテントに泊まってみたかったんです。
ところが、ところがですよ。
いろいろ調べてみたところ、休日の宿泊だと引くほど高くて。(笑)
諦めかけていた時、『ハミルの森』を見つけたんですよね〜、現実的なお値段で即決。(笑)
通常のホテルに比べたらもちろん不便なこともありましたが、非現実的な空間と壮大な自然を満喫できて、大満足でした。楽しかったぁ。
この記事では、宿泊レポをベースに、予約方法や買い出し事情、アメニティ、シャワーなどについて記載しています。
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そもそもグランピングって何?
グランピングとは、グラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた造語で、簡単に言えばキャンプの面倒・ネガティブなポイントをかなり取り払ったバージョン。
キャンプをするとなればテントを張ったり食材の事前調達が必須ですが、グランピングでは必要なものは概ね施設に用意されているので、本当に何も持参しなくても楽しめるというものです。(もちろん買い足してもOK)
どこで予約するのがお得?
クーポンやお買い物マラソン、お持ちのポイントでどのサイトがお得かは変わってくるので、すべてのサイトをチェックした上での予約がおすすめです。
『ハミルの森』では、クリアドームテント、ドームテント、ペット同伴タイプのテントと3種類のテントがありますが、クリアドームは2台しかないので予約は激戦です。
クリアドームに泊まりたい場合は、早めに予約するのがおすすめ。
今回、いっそ素泊まりでもいいかなとも思いましたが、1人あたり2000円しか安くならなかったのと、ある程度楽を実感したかったので、買い足すくらいで良いかなとドームテントのスタンダードプランで予約しました。
チェックイン
那須街道沿いに『ハミルの森』はあります。
こちらの黄色いバスが目印です。(ちゃっかり記念撮影。)
黄色いバスのあるところが、↑のマップ内にある「現在地」と書いてあるところに合致します。
こちらの建物内でチェックイン・アウトが行え、売店やシャワー・お風呂、ワークショップも行われています。
荷物が多い人は写真手前にあるキャリーワゴンを使用して、自分のテントまで荷物を運ぶことが可能です。
チェックインはこちらのタブレットで手続きします。(チェックインは15時からでないと行えません。)
もし15時より少し前にたどり着いたくらいであれば、遊具で遊んでもOKとのことでした。
作業が終わったら、フロントに行き案内を受けます。
夕食は17〜18時に、朝食は7時〜8時にこちらのロッカーに取りに行く形。
鍵を開けると、このようなかごバッグに食材が入っているので各自のテントに運びます。(夕食の流れは後述しています^^)
ドームテント内の雰囲気・アメニティ
丸っこい形が可愛すぎます。
今回宿泊したのは18番のドームテントでした。
こちらの階段を登り、鍵を開けたらこんな感じ。
かわいすぎる…!
ドームテントということで、間取り(テントに間取りも何もないか)がちょっと面白い。
カーテンを開けると自然光がかなり入るのでとても明るくて、これぞ感がマシマシに♡
冷蔵庫の中には2Lのいろはす、かごの中にはバスタオル、フェイスタオル、歯ブラシが入っていました。
他にも、ドライヤーや、延長コード、鏡、電気ケトルがラックに置かれています。
豆から挽いたコーヒーを楽しむってキャンプっぽい!!!と高まるテンション。(も束の間、コンセントがささっていると思ったらささっておらず、水出しの薄〜いコーヒーが出来上がって味はいまいち。(自分たちが悪い))
バスで3時間ほど揺られていたので、ちょっとした疲れもあるしね、とハンモックでダラダラしながら少し休憩。
時々雷雨の警報が発動することがあるようで、こちらの注意書きを渡されました。必ず一読しておきましょう。
続いて、左側に見えているBBQ用のお部屋に移ります。
BBQテラスとは思えない見た目…ほぼお部屋ですね。
バーベキューグリルはWeberのもので、一見操作が難しそうでしたが、ご覧のように写真付きで説明があるので初心者でも大丈夫ですよ。
ラック上部に置かれたかごの中には、食器(木製)、ミニナイフ、キッチンバサミ、まな板、BBQトング、フライ返し、コップ、カトラリー、鍋つかみ、スキレット、カトラリー、調味料(油、塩コショウ、焼肉のたれ、ガーリックソルト)などが入っていました。
まな板はまだいいのですが、包丁はサバイバルナイフレベルの小さい上に、切れ味も良くはないので難易度の高い食材を持っていく場合は包丁も持参したほうが良いかもしれません。
ラック下部には朝食で使うホットサンドメーカーと、アルミホイルが置かれていました。
周辺に買い出しはするところはある?
結論として、買い出しに困ることは絶対ないです。
スーパーもありますし、施設内の売店もあります。
いろんなお店で買い回りしたので、紹介していきますね。
ダイユー
徒歩8分のところに「ダイユー」という大きめのスーパーがあります。
周辺にはグランピング施設やキャンプ施設などが多くあり、私達含め周辺に泊まっているであろう人たちがたくさん買い物をされていました。
明らかにBBQで食べそうな食材や花火などが多数取り揃えられており、お酒の種類も豊富(那須高原ビールも売っています!)、那須のお土産も販売されていたので、正直ここに行けばすべて揃います。
チーズガーデン那須本店
車で4分、徒歩で21分のところにある『チーズガーデン那須本店』。
「御用邸チーズケーキ」が有名ですが、お酒やチーズ、おつまみなどの販売も行われているため、BBQ前の買い出しにおすすめです。
食後のデザートを購入しておくのも吉でしょう^^
バウムクーヘンなども買いましたが、BBQ用にはVOLPIの「ロルティーニ プレーン」を選びました。
手づくり味噌・とちぎの地酒 蔵楽
ご夫婦で営まれている、お味噌と地酒を販売しているショップです。
その前情報は一切なく通りかかったのですが、外観からもう絶対良店!と決めつけて途中下車。
結果はもうね、大正解!!
栃木県の地酒の種類が豊富で、お店の方も素人にもわかりやすいくらい噛み砕いて説明してくださるんですよ。
BBQ用にビールと日本酒を購入して帰りました^^
「甘く浮く」というビール(右)は洞窟酒造として有名な島崎酒造で修行されている方のビールで、2022年中には自家醸造所立上げ予定なんだとか。
日本酒含めパッケージがかわいいということもあり、とても気に入ってお買い上げ♡
ちなみに、島崎酒造の洞窟見学は公式HPより予約することができます。
キングハム
私達は少し時間があったので、散策がてら『ハミルの森』から車で6分程のところにある『キングハム』にも立ち寄りました。
店内では試食も行われていたんですが、このカーブフランクがジューシーで美味しすぎて…
ソーセージに1370円というお値段、普段ならなかなか買いませんが、こういう特別な時は買っちゃいます。
『ハミルの森』の売店
もちろん、『ハミルの森』内でも食材の追加や、ドリンクを購入することが可能です。
夕食
15時にチェックインを済ませ、買い出しに回り、夕方の17時半頃の景色。
少しずつ日が沈んで、ほんのりオレンジがかったドームテントもまたかわいいのよ。
ロッカーに夕食を取りに行きます。
用意されているもの
「スタンダードプラン」で用意されている食材(大人二人分)はこちら。
・牛リブロース
・那須三元豚ロース
・天使のエビ
・ホタテ(バター)
・季節の野菜ときのこ
・那須ラスクテラスのラスクパン
・アヒージョ
・ハミルカレー&サフランライス
キッズメニュー
・チキンステーキ
・骨付きウインナー
・天使のエビ
・バターコーン
・さつまいも
・焼きおにぎり2個
・スモアセット(マシュマロ、チョコ、クラッカー)
女性2人であればこの量でも足りるかなと思いますが、男性が含まれる場合は足りないと思うので、買い足しておくか食事のグレードを上げておくのがおすすめ。
カット作業などを行い、買い足したものも加えたら結構ボリューミーになりました。(笑)
基本BBQなので、作り方も何もないといえばないのですが、美味しい食べ方などが記載されているので一通り見ておきましょう。
グランピングといえど、BBQですし自分たちで洗い物をするものだと思ってお皿にアルミホイルを巻いて使っていたのですが(面倒くさがり)、洗い物しなくていいなんて…ありがたすぎます。
BBQを楽しむ!
準備が整ったらBBQスタートです。この時は18時頃で、まだ明るかったですね。
お肉は決してサシがすごいとか、そういうものではなかったんですけどこの空間でグリルで焼くことで、すっごく美味しかったです。
アヒージョもラスクも鬼うま…
途中からラスクをスキレットにダイブさせていました。ガーリックとオイルがうますぎぃ。
カレーも美味しいですし、自分たちで買い足した鮎もうまっ!
意外なところで、さつまいもが蜜芋状態になって激うますぎて飛んだので侮らずにしっかり焼いてください。とろっとろねっとりでうまうまなの。
ビール、日本酒、ワイン、チャミスル(焼酎)をちゃんぽん状態で飲んで、私はほろ酔い、旦那さんはへべれけ状態で花火エリアへ移動します。
その頃にはもうすっかり日が落ちて、幻想的な空間ができあがっていました。
花火・キャンプファイヤー・映画鑑賞
『ハミルの森』の入り口近くにある花火エリア。
水の入ったバケツやチャッカマンなどは準備されているのでわざわざ買わなくてOKです。
ダイユーで1500円くらいの花火セットを購入したのですが、すごいスピードで花火を楽しみました。大人買い、大人使い。3本とかまとめて使ってたもんね。(笑)
当然ですが、手持ちの花火のみ利用可能となっています。
花火できゃっきゃはしゃいで、キャンプファイヤー・映画は花火ゾーンから遠目に見る程度で力尽きた酔っぱらいの大人2人。
値落ちしてしまいそうだったので、そそくさとシャワーへ。
シャワー・貸切風呂
貸切風呂でもいいかな〜と思いましたが、お風呂に入るだけで別途2000円かかるのもなぁ…ということで今回はシャワーを利用しました。(お子さんがいれば貸切風呂は画期的だと思います)
シャワールームは男女それぞれ4室ずつということで、希望する時間帯もみんなキャンプファイヤーが終わった後なんじゃないかな→激混みで並ぶ…という事態を想像していましたが、現実はすんなり。
確かに、夕食と花火を終えてすぐにシャワーに向かったということもあり、キャンプファイヤーが終わるのを見届けはしませんでしたが、それでも21時頃の利用だったんですけどね。
フロントの食事ロッカーの上の方にあるテレビに、貸切風呂の予約状況が映し出されるのですが、10枠以上埋まっていたので意外と貸切風呂の利用が多いのかもしれません。(梅雨の時期の利用でお客さんが少なめだったのかもしれませんが…)
グランピングにも関わらず、クレンジングや洗顔、化粧水や乳液まで準備されているのはありがたすぎます。(しかもDHC!)
アメニティとして、綿棒、コットン、ブラシが用意されており、ヘアアイロンも完備。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープはクラシエのZIRAシリーズでした。
年中半袖半ズボンの部屋着なので、持参物も当然半袖半ズボン。
鬼寒いやんと思いながら走って戻るときにドームテントを傍から見たらこれよ。
やっぱりかわいいわぁ。
朝ヨガ
無料なら何でもやっておいた方が得やろ、という精神で生きているので事前に予約しておきました。
芝生エリアにマットを引いて人生初ヨガ。
身体が硬すぎて先生の言う通りのポーズはできないこともありましたが、良い朝の一時を過ごさせてもらったなぁ。(6月に半袖+裸足は寒かったけれども)
その後売店近くのワークショップゾーンで、ハーバリウムもちゃっかり作ってみました。
朝食
朝食セットも夕食の時と同じようにロッカーに取りに行きます。
こちらもレシピというほど難しい調理はないので大丈夫!手順通りに仕上げていきましょう。
油をたっぷり引いて目玉焼きを作ると、ジブリに出てきそうな目玉焼きが出来上がるのでおすすめです。
素敵なモーニングっ!!!
最強すぎますなぁ。
クルトンをスープにひたっひたにするのがおすすめ♡
持参必須なもの・持参したほうが良さそうなもの
・パジャマ
持参したほうが良いもの
・ウェットティッシュ
・上着
・キッチンペーパー
・飲み物
パジャマは備え付きのものがないので必須となります。
BBQを食べている時やたら手が汚れるので、ウェットティッシュはあったほうが◎
私達は6月上旬の訪問のくせに果敢にも半袖+サンダルで寒い思いをしましたが、もう少し季節にあった格好をしていても高原ということもあり、温度調整が難しいので上着は持参するのが望ましいです。
お肉のドリップをとるなど、何かと使いたい局面があったのでキッチンペーパーがあればなおよし。
飲み物は売店でも購入できますが、持参したほうがコストを抑えることができます。
不便だったこと・意外と気にならなかったこと
グランピングを行う上で、不便なんじゃない?と思うポイントが多いと億劫になってしまいますよね。
実際私もトイレ遠いんじゃないかな〜とか、シャワー汚かったら無理だ…とか気をもんでいたわけですが、思ったより気にならなかったかもしれません。
実際泊まってみた感想をまとめてみました。
・お部屋のWi-Fiが使えなかった
・BBQゾーンに冷蔵庫がない(→飲み物のおかわりの度に往復)
意外と気にならなかったこと
・トイレが近くにはない
・共用のシャワーを使うこと
意図せぬ問題だったのが、Wi-Fiが使えなかったこと。
何回登録してもふたりとも使えない時点で一回問い合わせてもよかったんですが、まぁ自然を楽しむか…と思いつつ、消費しなくて良いギガは消費したくないしな〜というジレンマの間にいました。
BBQゾーンに冷蔵庫がないので、すぐに焼かない生物や冷やしておきたいドリンクを取るのに往復しないといけないのは少し手間でしたね。
最も気にしていたトイレ・お風呂問題ですが、例えばフロント側ではない方のトイレがこちら。
ちゃんと一つの建物として成り立っているので、虫もあまりいませんし、新しめのサービスエリアのトイレくらい綺麗。(この表現伝わる?)
シャワールームも先程記載していますが、温泉に行ける人なら同じくらいのハードルだと思います。全然問題なし。
あとがき
初心者でも楽しめるだろうか…
虫嫌いでも(旦那さんは虫大好きだけど)楽しめるだろうか…
と不安な面もありましたが、大満足のグランピングとなりました。ドームテントかわいいわぁ。
日々の疲れを癒やしに、非現実的な世界を楽しみに 、ぜひ足を運んでみてくださいね^^
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
あなたの旅に、最高のわくわくを。