オークン、わくわく(@wakuwaku_saaan)です。
10世紀末に築かれわずか10数年間だけ栄え長い間ひっそりと放置されたままだったことから、”幻の都”と言われているコーケー遺跡群。
シェムリアップから北東へ100kmほど、ベンメリア遺跡群からは車で30~40分ほどのところに位置しています。
コーケー遺跡群には約30の寺院遺跡や塔の遺跡があり、中でもカンボジアでは珍しいピラミッド型のプラサットトム寺院遺跡は見どころの1つです。
今回、アンコールワットを訪れたくて旅先に決めたカンボジア・シェムリアップ。
アンコールワットだけ行くのもなぁということで、ベルトラ経由で「プレアヴィヒア寺院+ベンメリア+コーケー観光ツアー」に参加してきました。
この記事ではベンメリア遺跡群の観光レポを記載しています。
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日本語ガイドで安心!「ベルトラ」
よほど英語などの日本語以外の言語に精通していない限り、日本語ガイド以外のガイドは歴史などを理解する上ではほぼ意味がないので、基本的にはベルトラがおすすめ。
今回は「【貸切/混載】断崖上の世界遺産!プレアヴィヒア寺院+ベンメリア+コーケー観光ツアー 嬉しい4WD代金込!<昼食・夕食>」に参加しました。
ベルトラの場合、下記2つのツアー会社に比べるとツアーの種類は少ないですが、何といっても日本語の話せるガイドさんがつくのでやっぱり一番おすすめです。
現地に行くとわかりますが、日本語で話せる安心感は凄まじいです。(笑)
直前予約も可能!「GetYourGuide」
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日本語ガイドはほとんどないですが、直前でも予約できるプランも多いので便利なのは間違いないです。
今回のカンボジア旅行では利用しませんでしたが、昨年のヨーロッパ旅行では利用しました^^
アプリをダウンロードしておいて損はないと思います。
トリップアドバイザーと連動!「Viator」
「Viator」はオーストラリア発のOTA(Online Travel Agency)で、トリップアドバイザーと連動しています。
英語やフランス語、ドイツ語をはじめとする11言語に対応しており、2016年に日本語の対応もスタート。
帰国後にこちらのサービスも知ったので、使用感はわかりませんが口コミ数も多いので参考になると思いますし、ツアーの数も多い印象でした。
歴史・見どころ
928年にアンコール7代目の王 ジャヤーヴァルマン4世が即位するとアンコールからコーケーに遷都されました。
その後16年間は栄えましたが、王都がアンコールに戻されるとその後は放置され、寺院の財宝は略奪されたそうです。
コーケー遺跡群の中心にあるのは、階段状のピラミッド型が特徴的なプラサットトム寺院遺跡。
現在、手すりが整備されて頂上へ登ることができるようになっているので、頂上からは地平線まで見渡す限りの密林が360度に渡って広がっていて迫力満点の景色を楽しむことができます。
その他にも男性器の象徴をしたリンガをモチーフにした祠堂など約30の寺院遺跡が残っているそうです。
コーケー遺跡群の入り口にあるプラサット・プラムの血管樹木も見どころの1つ。木々の強い生命力を感じることができますよ^^
コーケー遺跡群観光レポ
プラサットプラム寺院
車から降りてちょっと歩いた先に、プラサットプラム寺院(Prasat Pram)があります。プラサットは遺跡や寺院を指し、プラムは5つという意味。
煉瓦造りの遺跡はコーケー遺跡群の中でもこの建物のみだそうです。
それにしても雰囲気がすごい。手入れはほとんどされていないようですが、もはやそれがこの独特な雰囲気を醸しているような気がします。
5つの遺跡のうちの1つに、樹木が血管のように遺跡を覆っているものがあります。
写真映えがすごい。
お供え的なことなのかな?お線香などが置かれていました。
続いて向かったのはプラサットリンガ(Prasat Linga)です。
プラサットリンガ
リンガとは男性の性器を指し、これをかたどった彫像はシバ神あるいはそのエネルギーの象徴とされているそう。
宗教儀式の際は、このリンガの上から水をかけリンガをつたって落ちてきた水は、水路(写真上の小さい穴のところ)からトンネルを通って外に流れ出ていきます。
その水は聖水とされていて、頭や手を洗ったり儀式に使用されたりしたのだそう。聖水を浴びることで病気が治るとも言われていたようです。
ピラミッドを目指して、プラサットトムへ
車で5分程移動して向かったのは「プラサットトム(Prasat Thom)」。
お土産屋さんやレストランなどがあり、市場っぽい感じがありました。(実際、昼食は観光後こちらのレストランでいただいています)
入場にはもちろんチケットの提示が必要なので準備しておきましょう。
子どもたちが売っていたのはカンボジアのナッツ(ジャンボと言うそうです)。
フライパンで炒って加熱することでピーナッツのように食べることができるそう。
崩れていてあまりぽさはないですが、こちらが一応正門にあたるそうです。
先程の市場とは目と鼻の先に遺跡群があります。
植物に覆われていて、長い年月を感じさせますね。
コーケー遺跡群は世界遺産に登録されるのではないかと言われていますが、現状はまだ未登録。
ガイドさん曰く、世界遺産へ登録されると修復に大きな費用をかけてもらえるので一気に修復が進むそう。まぁつまり、選ばれていないものは修復されないということになりますね。世知辛い。
石橋のようにナーガ(蛇)の卵管(彫刻的なことかもしれませんが)で繋がれていたようですが、自然崩壊で川の底に沈んでしまっているそうです。
冒険気分にずっと浸ることができます。たどり着く場所辿り着く場所全部、ラピュタに出てきそう。(笑)
右手には元々シヴァ神と奥さんの石像が、左手にはシヴァ神の乗り物の石像があるようですが、自然・人的破壊によりほぼほぼ言われないとわからない(というか素人目には言われてもわからない)レベルにしか形が残っていません。
保存状態の良い石像はカンボジアの首都、プノンペンにある国立博物館にて保管されているそうです。
通路右手にはよく見るときのこが生えていました。このあたりに財宝などを埋めていたのだとか。
当時どんな状態だったのかはわからないですが、この状態だったら割と何か下に埋めてそうな感じしますよね。(笑)もう少し馴染んでいたのかな。
この中にはシヴァリンガの石像があったようですが、こちらも残っているのは土台のみでした。
そしてここを抜けるといよいよ!
プラサットトム寺院遺跡にたどり着きます。
伝説の7段ピラミッドとご対面!
すご〜〜!(語彙力)
伝説の7段ピラミッドとも呼ばれているそう。もうよくわからんくても、とりあえず実際目の当たりにすると大きさと歴史を感じさせる佇まいに圧倒されます。見た瞬間ちょっと鳥肌立ったもんね。
高さはおよそ30m。これ、手作業で積み上げてるんですよね…すごすぎん?
ヨーロッパ旅行あたりから恒例となっているこのポーズで撮影できて満足満足。(笑)
ちなみに、雨季だと苔が生い茂るので緑あふれる佇まいになるそうです。
ピラミッドの向かって右側のところをてくてく。(ケロリンさんがずっとかわいい。)
一段目の外壁ですら私達の身長の1.5〜2倍くらいあるんですよ。これを機械なしで積み上げているのが本当にすごい。
こちらのピラミッドには階段があるので登ることが可能!20分後に降りてくる約束で2人で登ってきました。
登っても登ってもひたすらに階段。登山みたいな歪な階段ではないので比較的楽ですが、それでもかなりの段数があるので息はきれます。
ほら綺麗〜!と伝えても、怒涛のスケジュールですでに疲労困憊の旦那さんの顔は険しい。(笑)
一部レリーフが残っている岩もあり。
ほぼ曇りの天気だったので遠くの方までクリアに観ることはできませんでしたが、それでもこの360度のパノラマは感動もの。
こういう岩場とかになると急に元気になる旦那氏。(笑)(←超気分屋)
登りはもたついていたのに降りるのはなぜか超早い旦那氏。
ケロリンさんと合流して、プラサットトム寺院遺跡を後にしました。
この後は入り口近くにあった市場のような場所にあるレストランでランチタイム^^
あとがき
カンボジアというとアンコールワットのイメージが強いですが、コーケー遺跡群も同じくらい感動的でした。
シェムリアップからは大分離れるので、旅程的に厳しい方もいると思いますが2泊3日の私達でも行けたので頑張れば行けます。(笑)
行く価値しかないのでぜひぜひ、足を運んでみてくださいね^^
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
あなたの旅に、最高のわくわくを。