【表参道】カジュアルに楽しめるモダンフレンチ『L’AS』記念日・女子会利用にも◎

どうも、わくわく(@wakuwaku_saaan)です。

久しぶりに会うお友達との食事会。

できるだけリーズナブルに、そして少し非日常を味わえるお店がいいなぁということで、ずっと行きたかった『L’AS』を訪れました。

今回紹介する『L’AS』のシェフ、兼子 大輔氏 は『コート ドール』で修行された後、渡仏しパリの「サンドランス」などを経て帰国。

その後は麻布十番にある『カラペティ バトゥバ！』のシェフを務め、『L’AS』のオープンに至ります。

『L’AS』では、いわゆる高級店を目指してはおらず、純粋に美味しいフレンチとワインを楽しんで欲しいという思いを込めておまかせコース１本のみで営業されています。すごく合理的ですよね。

平日の訪問でしたが、それでも店内は満席。人気の高さが伺えます。

ドリンクも合わせて、１人１万円ほどなので値段だけ見たら決して安くはないのですがお料理のクオリティ、品数を考えるとコスパはかなり良く、記念日や女子会利用にぴったりですよ。

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予約

食べログで予約して訪問しました。

WEB予約ができるのがありがたい上、当日でも食べログで予約できるのが嬉しい！

平日のディナー利用でしたが、入店時はほぼ満席だったので、行くと決めたら予約するのが絶対おすすめです。

１枚目に載せている写真のみの座席かと思っていたのですが、そもそもテーブル席もあるんですよね。

実はこちらの横道からもう一室に入ることができ、その中は半分以上がテーブル席。今回はそちらのテーブル席を利用させてもらいました。

ちなみに、座席は選ぶことができません。

予約する際にシステム上の理由でテーブル席と表示されますが、２〜３名利用の場合はカウンター席になることもあるとのこと。

小学生未満は入店できないので、注意してください。

メニュー

『L’AS』のフードメニューは１か月ごとに変わるおまかせコース１つのみで、アラカルトはありません。

訪問した10月のメニューはこちら（↑）でした。

ドリンクの一推しはお料理に合わせてワインを用意してくれるワインペアリングコース。

ペアリングにしちゃおうかな～という思いもありましたが、今回はシャンパンで乾杯し、様子を見ることに。（結果プラスでロゼを１杯頼みました）

実食レポ

テーブル席には引き出しがついており、メニューやカトラリーが入っていました。

並べられているスプーンやフォークをどの順番で使うんだっけ…というような戸惑いもなくて済むのがありがたいところ。まぁ、そういうマナーもさらっとできちゃう感じに憧れはあるんですが、なかなか…ね。（笑）

そして如何せんフレンチに詳しくないので、メニューの半分くらいがわからない。（笑）

お店の方が説明してくださるのですが、意外と一度に入れる人数が多い＋周りはガヤガヤしているため聞こえにくいのでその場ではなんとなく把握。

全世界に配信する上でなんとなくでは書けないため、調べつつ記事に落とし込んでいます。（私の勉強に付き合わせてしまってすみません。）

コース料理が始まる前に、アレルギー・苦手なものの有無を尋ねられるので該当のものがある場合は必ず伝えましょうね。

アミューズブーシュ：ひとくちの自家製モッツァレラチーズ

アミューズブーシュというのは食前酒とともにいただく突き出し、お通しのようなもの。

シャンパンで乾杯しながらいただきます♡

作りたてのモッツァレラチーズは出来立てのお団子のようなお餅のような、もちやわ食感でうんま〜〜〜！！

これからのお料理にますます期待が高まります。

L’ASスペシャリテ　フォアグラのクリスピーサンド

『L’AS』名物のフォアグラのクリスピーサンド。

ハーゲンダッツのクリスピーサンドをイメージしているそうで、言われてみればそんな気もしますが、食べてみた感じは意外と別物。

というのも、クリスピー部分がハーゲンダッツのそれに比べるとかなり薄くてカリカリとした食感というのと、挟んでいるのがフォアグラなのでスイーツではなく完全に食事なんですよ。不思議な味わい！！

袋に入って提供されるので、自分で袋を破っていただきます。

中のソースが季節によって異なり、今回はストロベリーでした。

中心部にストロベリーソースが入っていました。

全体的な味わいとしてはフォアグラそのものなのですが、ストロベリーソースが加わることでフルーティーで軽やかな味わいになるんですね。これは結構面白い。

冷前菜：千葉県八街市から届いた季節野菜の盛り合わせ　トマトとビーツのジュレ仕立て

ビーツをそもそも初めて食べたので、適切な表現が思いつかないんですよね。

とりあえずおしゃれな味で受け付けない感じもなく美味しい。（笑）

温前菜：アンチョビ、ケッパー、ブラックオリーブのタップナードを添えた新潟県産マコモダケのパイ包み焼き

たけのこに似た味わいのマコモダケをメインとしたパイ包み。

パイ自体のバターの芳醇な香りと、シャキシャキとしたマコモダケの食感が癖になりますね。美味しい。

魚介料理：カマスのポワレ　トリッパとゴーダチーズのグラタン仕立て

トリッパはイタリア語で胃袋を指しますが、もつ煮込み的な意味合いを持つ場合もあります。

カマスのポワレの下にはもつを煮込んで作られたトリッパが敷かれていました。

ホルモンはマルチョウくらいしか好んで食べないので若干ヒヤヒヤしましたが、すんごい美味しいの。癖が一切無くて、食感も楽しい。

そしてメインであるカマスの皮のパリっと加減、身のふわふわさ…。絶品絶品。

肉料理：鴨胸肉のロースト　ジュのソース　シェリーヴィネガー風味　小カブのソテー

鴨肉はそんなに得意ではないので、美味しく食べることができるか心配でしたが全然問題なし！

鴨肉の臭みはもちろんなくて、しっとりねっとりした口当たりの鴨肉はとても上品な美味しさ。

そしてあまり馴染みのないソースについては、食べている時は”フルーティーな酸味”と”謎の旨味”くらいしかわからなかったので、後追いで学びます。（笑）

フレンチのソースの基盤にあるのが、「フォン」と「ジュ」という２種類のだし汁。

共通的にどちらもだし汁という意味がありますが、フランス語で「ジュ」はジュースを指し、濃縮汁という意味を持つこともあるんですね。

ということで、旨味がしっかり詰まったジュのソースとシェリービネガー（シェリー酒を発酵させたぶどう酢のこと）の酸味とフルーティーな香りのマリアージュを楽しむことができた、というわけですね。学び学び。

MAILLE(マイユ) シェリー酒ビネガー 500ml

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オプション：マスカルポーネ

マスカルポーネチーズをお洒落に楽しめる的なもので（あんまり覚えていない）、＋500円で頼めるとのこと。

せっかくなのでいただいてみると、チーズチーズしていなくてとても食べやすい。

確か蜂蜜？をかけていたような気がしますが、その甘さもあってデザートっぽい感じもあり。

アバンデセール：黒イチジクのコンポートとアマゾンカカオのアイスクリーム　ハイビスカスフレーバー

アバンデセールはお口直し的な意味合いで、コンポートされた無花果の甘みとカカオのほろ苦さが合いますね。結構濃厚。

デセール・食後のお飲み物

デセールとはデザートのこと。

梶谷農園の季節のフレッシュハーブティーを使われていて、複数のハーブがお口全体をさっぱりとさせてくれます。

店舗情報・アクセス

あとがき

フレンチに詳しくない、慣れていない側からすると楽しみやすくて良いのですが、慣れている方だと騒々しい感じや、説明が駆け足な感じはネガティブな印象に捉えられる方もいるかなとは思いました。

ただ、6600円でこのフレンチのコースを楽しむことができるのはかなりコスパが良いですし行く価値はあると思います。リピーターさんが多いのも頷けますね。

１ヶ月ごとにメニューが変わるので、時期をずらして楽しむのもありかな。

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