【上野毛】『Patisserie Kyohei mikami』漆黒のクリームが目を引く芸術的なモンブラン

どうも、わくわく(@wakuwaku_saaan)です。

華やかなフランス菓子に、日本の手法を取り込んだアーティスティックなスイーツがコンセプトのパティスリー『Patisserie Kyohei mikami』。

お店は上野毛駅から徒歩15分ほどの完成な住宅街にあり、日本庭園のような佇まいが印象的です。

たまたまこのあたりで用事があり、周辺情報を調べているとこちらの”黒雛”というモンブランが目に留まったんですよね。

一般的なモンブランはベージュっぽい色合いですが、同店のモンブランは竹炭を塗り込んだ漆黒のクリームがデコレーションされているんです。とても芸術的。

少しお値段は張りますが、目でも舌でも楽しめるスイーツをぜひ堪能してみてほしいなと思います。

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混雑状況・メニュー

平日の13時頃に訪問し、テイクアウトのお客さんが１人いらっしゃいました。

三上シェフのワンオペで直々に丁寧に接客していただけるので、そのお客さんが退店するまで待ってから注文させていただきました。

焼き菓子も美味しそうですが、今回のお目当ては黒雛なのだよ〜と見ていると、え、見当たらない。（笑）

先客さんが黒雛を購入しているのを目撃していたので、「売り切れたんだ…（涙）」と思いつつも三上シェフに尋ねると、「ございますよ^^ご注文いただいてから絞るので、３分ほどお時間をいただきますがよろしいですか？」と。

良かった〜〜〜！（涙）

お会計を終え、テラス席で心地よい風を感じながら出来上がりを待ちます。

実食レポ

風が吹いていたので穂紫蘇もそよそよと飛んでいきそうでしたが、そーっと運んできてくださいました。

もうアートの世界よ。美しすぎる。

竹炭を練り込んだ漆黒のクリームと穂紫蘇の紫の色合いが絶妙に良い。

カトラリーはブロンズっぽい色味で、おしぼりも食器もテーブルも黒色でコーディネートされており全体的にシックな感じがかっこいいです。

普段ケーキをナイフとフォークでいただくことはほぼないですが、せっかくなのでお上品にナイフとフォークを使って断面美を堪能。

まず黒い栗のクリームが本当に美味しい。見た目のインパクトは強いですが、正当な栗ペースト美味しさで濃厚な栗の甘みが感じられます。

土台のメレンゲには日本酒と黒ビールが使われており、一般的なものよりハードなカリッと感があって美味しい。

キャラメリゼっぽい感じで何か表面に塗られていて、それもあってカリカリ感が強いのかな。

穂紫蘇を散らしながらいただくとふんわりと紫蘇が香り、色味だけでなく風味としても良いアクセントになります。

スポンジもホイップも軽やかで、中央に置かれている栗渋皮煮と栗のペーストも絶品。

こちらも良かったらどうぞ、とマドレーヌをくださいました。

食感はかなりしっとりとしていて、独特な風味。オーソドックスなものを好む私からすると少し好みとはずれますが、洗練されたお味でしたね。

結構ボリュームがあって、お昼ご飯にケーキってどうよ？（笑）と思いつつランチみたいな感じで利用しましたがしっかりお腹いっぱいになりました。

モンブランの美味しさはもちろん接客も終始丁寧で、少しお高めではありますがこちらの世界観に触れることができて良かったなと思います。ごちそうさまでした。

店舗情報・アクセス

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