【町屋】『正泰苑 総本店』古き良きにモダンを兼ね備えた、焼肉の王道を貫く名店

どうも、わくわく(@wakuwaku_saaan)です。

創業1978年の『正泰苑』。

現在都内に７店舗を有するため、自宅からの近さを考えると他店舗が望ましかったのですが、せっかくなら総本山にあたる町屋へと足を運びました。

外観は創業当初のままとしているようで、昭和感を漂わせています。

勝手に煙もくもく系かなと決めつけて訪問したのですが、内装はリニューアルされていて綺麗。七輪・炭は注文後に届けてくれますが、上にはダクトもあるため煙たい感じもなし。

主にフロアを担当してくれるのは20代前半くらいのバイトさんっぽい方。定期的にラウンドしてくれてお皿も下げてくれますし、塩系接客ではなくむしろ温かみさえ感じます。良き。

設備だけでなく、接客スタイルも現代的なので、外観とのギャップがありすぎて、演出ですか？と思ってしまう。（笑）

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予約方法

電話で予約することが可能です。

食べログ百名店には５年連続で選出、ブロンズも獲得したことがある名店中の名店、予約できないんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、土日祝は16時から営業されているので18時までの枠であれば取れることが多いみたいです。

２週間前に電話してみたところその時間帯なら、ということであっさり予約を取ることができました。（ただその中途半端な時間でも店内は満席だったので、予約はほぼ必須でしょう。）

電話した際、取り置いておかないと無くなりやすいメニューはあるか聞いてみると、上ロースと焼きスキとのことで取り置き。実際来店してみると、 退店までに熟成タンが残２となっていたので熟成タンを食べたい人は取り置き（できるかは不明ですが）するか、早い時間帯での訪問がベターかも。

メニュー

メニュー表はどっしりとした木に貼られており、メニュー表のラミネートと表記の感じがチェーン店っぽい仕様。定番から今風なメニューまで幅広く取り揃えられており、老若男女問わず定評があるのも頷けます。

実食レポ

荷物に布をかけてくださるのもとても優しいな〜と、好印象が畳みかけます。好き。

ビールとレモン玉で乾杯っ！

まず届いたのは二代目レアステーキ。

ヤンニョムと生ワサビが選べますが、今回は珍しそうなヤンニョムにしました。

甘辛いタレと柔らかいお肉が美味しい。ローストビーフをもう少しレアめな仕上がりにした感じですね。

薬味をたっぷり冷奴。美味しくないわけがないですよね、もちろん大優勝。

焼肉メニューが届く前に、七輪と炭が届きます。真上にはダクトがあるため、煙もくもくに悩まされることもありません。

ギャラとは牛の胃の中の第四胃のこと。

牛には胃袋が４つあり、１番目はミノ、２番目はハチノス、３番目がセンマイ、そして４番目がギャラになります。（ギャラは、赤センマイとも呼ばれています。）

食感はミノみたいなコリコリ感があって美味しい〜！塩胡椒がよく効いていて、青唐辛子でピリッと閉めるのがいとうまし。

予約は１人前しかできないとのこと。勝手に１枚しかのっていないもんだと思っていたので、６枚もあるなら１人前でむしろよかったと胸を撫で下ろします。

とろろでいただくか、今回のように溶き卵と薬味でいただくかを選ぶことができ、今回は後者で。

見たら分かりますが、こちらはもも肉。脂大好きマンからすると、赤身か〜という感じだったわけですが、一口食べたら全力で謝罪ですよね。

限りなく薄くスライスされたもも肉をさっと炙り食べてみると、お肉の旨味が押し寄せてくるんです。うまぁ。

薬味と卵も相性最高。

せっかくだし（←都合よく頻繁に利用してるけど）、頼んじゃおう♡ということで大奮発。

手前から、顎肉、たん中、たん元です、と説明を受けます。

最初に提供されていたレモン汁でいただくことにしましたが、これはお肉にのっていたレモンを絞った方がよかったのかな？（笑）

結構しっかり弾力があるので、お肉の味を存分に楽しめますね。

先程の顎肉よりもジューシー、たん元よりはあっさりという感じ。美味しいなぁ。

たん元は軽めの弾力と圧倒的ジューシーさで美味しいっ！！！

この順番で食べるのが良いですよ〜と言われたので、言われた通り順番で食べましたが大正解でしたね。

季節の野菜は店員さんがカゴに持って「どれか頼みますか〜？」と聞いてくれます。

シリンジっぽい容器に入った味噌だれと、野菜塩でいただきますがもちろん美味しい。

最初の注文時に、混んでくるとお肉が出るのが遅れますと聞いていたので、序盤に頼んでおきすぎてこの辺から苦しくなり始めますが残すなんてことはあり得ません。もちろん全部いただきます。（笑）

このタイミングでこれか、と思ってしまうほど脂じゅわぁっで美味しい。

もももこんなに柔らかくて美味しいんだなぁとしみじみ思いながらいただきます。

厚切りなので、旨味が口いっぱいに広がるのが◎

本当は冷麺とか、かき氷を食べたかったのですが、旦那さんがもう120％の胃袋で悶えていたのでここでフィニッシュです。（このお肉に加えてご飯大２を食べています。）

店舗情報・アクセス

あとがき

この記事を書きながら知ったのですが、HPには焼の極意と称したメニューに合わせた焼き方のページがあるので、頼んだメニューに該当するものがあれば見ながら焼くのもいいかも。（焼の極意はこちらから）

小さい頃とか、家族連れで行くような焼肉屋さんの雰囲気を感じさせるほどの焼肉の王道っぽい佇まいでありながら、確実に美味しいお肉を提供し老若男女を射止めている感じ。他店舗もありますし、とりあえず迷ったら『正泰苑』を選んでおけば間違いなさそうです。

今回は頼みすぎたので1万6000円くらいでしたが、程よく満腹で終わった場合は２人でお酒も楽しんで１万円ちょっとで済みそうなので、かなりリーズナブルだと思いました。

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