【初心者でも簡単】<シャッタースピードとは?>シャッタースピードの基本をわかりやすく説明 

どうも、わくわく(@wakuwaku_saaan)です。

 

この記事を見ているということは、きっと、一眼レフの設定に悩まされている状況かと思います。

私は、良くも悪くも、知識豊富ではありませんので(笑)、この記事を読んでも、「情報多いわ〜無理…」と思うことはないでしょう。

 

一眼レフを使えるようになるために、最低限覚えるべきことは4つだけです。

 

今回は3つ目、 シャッタースピードについてのお話です。

 

ISO感度、F値についてはこちらにまとめています。

 

 

 

シャッタースピードとは

 

 

ISO感度やF値とは違って、一応「シャッタースピード」の場合は名前から、「シャッターを切るスピードのことかな?」という察しはできますよね。

 

でも、

 

いやいや、シャッターを切るスピードって何さ(笑)

 

となってしまうので、もう少し深掘ってみましょう。

 

 

シャッターというのは、普段は閉じています。

シャッターボタンを押すと、「カシャッ」といいますよね。

実はその「カシャッ」の間に目に見えないくらいの速さで開閉しているんです。

 

この、シャッターが一瞬だけ開閉する時間を「シャッタースピード(略:SS)」と呼びます。

 

 

シャッターを開けている時間が長い(=シャッタースピードが遅い)ほど、光を取り込む時間が長くなります。

「カシャッ」とすんなり撮る音しか知らないとピンとこないかもしれませんが、シャッタースピードをかなり遅くして撮ると「カ…………………………シャ」と、何秒もかかります。

 

シャッタースピードを調整して、光を取り込む時間の長さが前後することで、写真においても明るさの変化が生じてきます。

 

前回までの話であった通り、シャッタースピードだけで明るさを調整するわけではなく、「F値(絞り)」や「ISO感度」も関与してくるのですが、シャッタースピードを上げると暗くなり、シャッタースピードを下げると明るくなる、という仕組みは理解しておきましょう。

 

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シャッタースピードを速くすて撮影するシーン

 

SS:1/800s ISO:200 F値:9

 

動いているものを撮影するときは、カメラを三脚で固定しても被写体自体が動いていてブレてしまうので、シャッタースピードを速くする必要があります。

 

お子さんの運動会や、動物、乗り物、植物(風で揺れるため)はシャッタースピードを上げて撮影することが多いです。(例外として、シャッタースピードを敢えて遅くして流し撮りを楽しむ場合もあります。)

 

シャッタースピードを遅くして撮影するシーン

 

夜景

SS:0.6s ISO:800 F値:8

 

シャッタースピードを下げることで、光を取り込む時間が長くなるので、夜間の光量の少ない時間帯でも明るさを確保することができます。

 

車の走る軌跡

 

SS:6s ISO:100 F値:7.1

 

夜の道路を走る車の光の軌道が描かれている写真を、雑誌やSNSで見かけると思いますが、それはシャッタースピードを下げて撮影されています。

 

花火

 

SS:0.3s ISO:200 F値:8

 

花火はシャッタースピードを上げて撮影すると、小さい光の点が密集してしまい、おそらくみなさんがイメージしている写真は撮れません。

シャッタースピードを下げることで、軌道がしっかりおさまるので、「これぞ花火」と言える写真が撮れます。

 

ただ、この写真(↑)だとちょっと満足感に欠けますよね。

 

花火大会などのパンフレットに載っているような花火たくさん!!みたいな写真を撮りたい…という人は多いはず。

 

ただ、それは正直、一回で撮影することは難しいです。

 

 

同じ花火大会の写真なのですが、先程の花火の写真含め、同じ画角で撮影したいくつかの花火の写真を比較明合成して一枚の写真に仕上げています。

 

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シャッタースピードを遅くして撮影する時のコツ

 

シャッタースピードを下げれば下げるほど、カメラが光および情報を取り込んでいる時間が長くなります。

その間、手の震え(いわゆる手ブレ)などで画角がずれ、ずれた分の情報も取り込まれてしまうので、ブレが生じてしまうんです。

 

「昼間はブレないのに、暗いところで撮影すると何かブレるなぁ」という経験、スマホでもカメラでも一度はあると思いますが、原因はシャッタースピードです。

 

この問題は、三脚を使うことで解決します^^

三脚を使うと、画角が固定されるので手ブレの心配がなくなるんですね。

 

シャッタースピードを遅くして撮影する場合、三脚は必須アイテムなので、持参していきましょう。

どうしても持っていきたくない場合、持っていない場合は画質が悪くなる覚悟でISOを爆上げすれば、なんとか撮影することはできます。

 

私が使っている三脚はこの2つです。

 

 

メインで使っているのはManfrottoの三脚です。

耐加重8 kgという安心感はキープしつつ、1.59 Kgというコンパクトさでバランスがとれていて、使い勝手が良いです。

 

 

ふらっと出かける時に持っていくには少しでも軽い方が良いので、1.10kgのこちらを使うこともしばしば。

 

耐加重は2kgなので、重いカメラやレンズを使う場合には向かないです。
 

シャッタースピードの目安

 

手ブレの発生を抑えることのできる目安のシャッタースピードとして、1/(焦点距離)秒と言われています。

 

 

焦点距離はレンズに記載されていますので、お手持ちのレンズを見て確認してください。

 

焦点距離50mmの場合は1/50秒が目安となり、焦点距離250mmの場合は1/250秒が目安となります。

私は、ブレない・暗くならないというバランスがちょうどよくなることが多いので、1/40秒前後で撮影することが多いです。(固定でそうしているわけではないので、その都度状況に合わせて変更しています)

 

 

目安の値はあくまでも目安で、ISO・F値にも左右されてくるので正直あまり神経質に「この時はこの値!」と考える必要はないです。

 

なんとなく目安くらいの設定にしてみて、微調整をしていく…という作業を繰り返していくことで感覚的に設定できるようになってきます。

最初は信じられないかもしれませんが、試行錯誤しながらカメラを使っていくと、なんとなく感覚がつかめるようになります。

 

せっかくカメラを持っているのなら、持ち腐れになってしまうのだけはもったいないので、とにかくカメラを持って何度か写真を撮ってみましょう^^

 

シャッタースピードまとめ

 

 シャッタースピード:カメラが光・情報を取り込んでいる時間のこと

 シャッタースピードを速くするとき
動物や乗り物など、動いている被写体を撮影するとき

 シャッタースピードを遅くするとき
→夜景や花火など、光をしっかり取り込まないといけないとき
※三脚をできるだけ持参しましょう

 

一眼レフの醍醐味を特に感じられるのは夜景や、花火が綺麗に撮影できたときかなと思います。

 

最近はiphoneでもかなり綺麗に写真が撮れるようになっていますが、やっぱりこの辺りはまだまだ一眼レフが上手。

 

その感覚を一度味わえば、カメラにのめり込むのは時間の問題です^^

 

 

 

大した知識もない私が語るのはおこがましいですが、カメラは本当に奥が深くて、自分の目で見ている世界と、自分がこうあってほしいと思う世界を融合させてオリジナルの景色を作り出せるんです。

 

深めようと思えば、いくらでも知識や技術は深められますし、それに伴ってより、良いカメラやレンズが必要になる、といった部分はありますが、そんな敷居の高いものじゃないと私は思っています。

 

日常のほんの一瞬にオリジナリティを、旅の思い出の一瞬を自分好みに切り取る、そんな些細なきっかけで良いのです。

 

実際、私はそんなに多くのことを知らないですが、こんなにもカメラが好きです。

 

そんな気軽な気持ちでカメラを触れば、持ち歩けば、あなただけのカメラライフのはじまりはじまり。

一緒に、ゆるーく、楽しくカメラライフを過ごしていきましょう^^

 

 

 

 

わくわく
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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

あなたの旅に、最高のわくわくを。

 

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