どうも、わくわく(@wakuwaku_saaan)です。
この記事を見ているということは、きっと、一眼レフの設定に悩まされている状況かと思います。
私は、良くも悪くも、知識豊富ではありませんので(笑)、この記事を読んでも、「情報多いわ〜無理…」と思うことはないでしょう。
一眼レフを使えるようになるために、最低限覚えるべきことは4つだけです。
今回は2つ目、 F値についてのお話です。
F値(絞り)とは
F値(絞り)とは、レンズから入る光の量を調整する部分のことを言います。
レンズの違いでパッと思いつくのは、大きさでしょうか?
バズーカみたいに長いものもあれば、びっくりするくらい短いものもありますよね。
実際は、レンズの違いは大きさだけでなく、上の写真ように、レンズのF値によって、穴の大きさも違うんです。
穴の大きさを変えることで、取り込むことのできる光の量が調整できます。
F値は、F1.8、F2.8、F4.0、F5.6、F8.0…と、不規則的に感じてしまいますが、基準となる値が決まっています。
F値を大きくすると絞りが絞られて(=穴が小さくなって)レンズを通る光の量が少なくなり、逆に、F値を小さくすると絞りが開き(=穴が大きくなり)レンズを通る光の量は多くなります。
そのイメージで合っていますよ◉
例えば、F5.6からF4.0に絞りを変化させると、光の量は2倍になります。
この条件で、シャッター速度を2倍速くしても、同じ量の光をカメラ内に取り込むことができます。
※シャッタースピードについては、また更新します^^
F値をコントロールできれば、一眼レフっぽい写真が撮れる?
一眼レフで撮った写真でイメージするのは、こんな風に(↑)メインのものがくっきり、それ以外のものがボケている写真ですよね。
また、F値を下げれば、こんな風に玉ボケも楽しむことができます。
と思ってしまいますが、レンズごとにF値の最小値は決まっているので、全てのレンズでこのようなボケを楽しめるわけではありません。
F値を下げたいなら単焦点レンズがおすすめ
私が使用している一眼レフ(↑)(2台持ち)ですが、始めたての人はこういうキットで購入するケースが多いと思います。(私もその1人)
キットについている、標準レンズのF値の最小値(このキットの標準レンズはF5.0・4.5)でもボケ感は感じられますが、F値をしっかり下げたものに比べると、やっぱり差は出てしまいます。
単焦点レンズで同じ画角で撮影してみました。
F1.8の方は、背景のボケ感がすごく綺麗で、逆にF10、F22の方は背景も比較的くっきりしています。
ちなみに、標準レンズでも、これくらいのボケ感で撮影することは可能なので、慣れるまでは無理に単焦点レンズを絶対買わないといけないなんてことはないです。
※玉ボケの写真を撮りたい場合は、単焦点レンズくらいしっかりF値を下げられるレンズを買う必要があります。
正直、単焦点レンズを買うなら、これ(↑)さえ買っておけばいいのでは?思うくらい綺麗に撮れます。
F値の最小値は1.8なので、玉ボケもお手の物。
こちら(↑)は、パンケーキレンズと言われていて厳密には単焦点レンズではないのですが、F値がしっかり下げられる上に、薄くてすごく持ち運びに便利です。
いろんなレンズを持ち歩くのは重すぎて大変なので、カフェやちょっとしたお出かけの時はパンケーキレンズを使っています。
パンケーキレンズは、見ての通り圧倒的に薄いので、軽いし幅も取らないので、とにかく持ち運びが便利。
F値の最小値は2.8で、しっかりボケるのでカフェでおしゃれな写真を撮りたい時にとても役立ちます。
F値を下げると明るい写真が撮れる?
ISOの記事で、ISOが高いほど、明るい写真が撮れる(代わりにざらつきが強くなる)というお話をしましたが、F値は下げれば下げるほど明るい写真が撮れます。
写真の明るさというのはISO感度・F値・シャッタースピードの3つで決まるので、これらのバランスが重要となってきます。
絞り優先(A/Av)モード
絞り優先(A/Av)モードとは、絞り値は自分で決めて、今の明るさに応じてシャッタースピードは自動に任せるという半自動のモードのことを言います。
①F値:自分で設定
②ISO:自分で設定するか、AUTOでもOK
※手ブレしてしまう時は、ISOを上げるか、F値を下げましょう
Avモードで手ブレしてしまうときは、ISO感度を確認してみてください。
ISOとF値の組み合わせで明るさが足りない場合、明るさを調整する3つのうち残った、シャッタースピードを無理矢理遅く設定してしまうため、手ぶれがおきてるんです。
ISOをちょっと上げてあげると、解決するはずです。
F値のまとめ
F値を下げるほど、ボケ感が強くなる(玉ボケも楽しめる!)&明るい写真が撮れる
F値を上げるほど、くっきりした写真が撮れる。
→風景などの撮影におすすめ
一眼レフを買ったのはいいけど、使い方もよくわからないし、出番がないからしまってあるよ〜〜〜
という人は、騙されたと思って、単焦点レンズを買ってみてください。
誰もが一眼レフで撮った写真でイメージするような写真が、F値を下げるだけで撮影できるので、のめり込む一歩を踏み出しやすくなります^^
大した知識もない私が語るのはおこがましいですが、カメラは本当に奥が深くて、自分の目で見ている世界と、自分がこうあってほしいと思う世界を融合させてオリジナルの景色を作り出せるんです。
深めようと思えば、いくらでも知識や技術は深められますし、それに伴ってより良いカメラやレンズが必要になる、といった部分はありますが、そんな敷居の高いものじゃないと私は思っています。
日常のほんの一瞬にオリジナリティを、旅の思い出の一瞬を自分好みに切り取る、そんな些細なきっかけで良いのです。
実際、私はそんなに多くのことを知らないですが、こんなにもカメラが好きです。
そんな気軽な気持ちでカメラを触れば、持ち歩けば、あなただけのカメラライフのはじまりはじまり。
一緒に、ゆるーく、楽しくカメラライフを過ごしていきましょう^^
次はシャッタースピードについてお話ししていきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
あなたの旅に、最高のわくわくを。